※以下、空想株クララジオ※
はりきり闇工場長「さあ、今回も始まりました
セキュリティ査察室!ラジオネーム【やわらか
銀行】さんから、素朴な疑問が届いています。
黒崎査察官、これ、全現役の中の人が(^_^;)しな
がら首を縦に振りまくるやつです……!」
空想黒崎検査官「ちょっとォ!【やわらか銀行】
ちゃんじゃないの! 銀行なんだか通信会社なん
だかハッキリしない名前だけど、今回のチクリも
最高に香ばしい匂いがするわねッ!早く読みなさ
いよッ!(机バンバン!)」
闇工場長「“投資信託やNISAは✕◯証券、国債は
やわらか銀行に…”の方が居ます。『特定口座が他に
あるならそこで買った方が損益通算してくれるし
よいですよ』と言っても頑なです、断る私が
悪いですか?怒る人も居るし」
黒崎「ちょっと待ちなさぁーッ!! あんたは1ミリ
も悪くないわよォォーッ!!! 親切で『まとめた
方が自動で計算してくれて一番ラクですよ』って
命綱をあげてるじゃないのよッ!(机バンバン!)」
闇工場長「そうなんです。ですが【やわらか銀行】
さんがその『損益通算のシールド』のありがたみ
を必死に説明したところ、そのお客様から驚天
動地の一言が返ってきたそうですよ……」
黒崎「なによ、早く言いなさいよッ!」
闇工場長「お客様『いや、私はそこまでプラスを
追っかけないから、口座をあちこちに分けても
関係ないわ』」
黒崎「アハーーッ!(特大の机バンバン!)
ちょっと、そういう問題じゃないのよーッ!!!
お花畑にもほどがあるわッ! 『損益通算』はね、
欲張って大儲け(プラスを追っかける)するため
の攻めの技じゃないのよ!もし片方の口座で
損して、もう片方で得したときに、『お国に余分な
税金をむしり取られないように身を守るための、
徹底した守りのガバナンス』なのよォーッ!!!
それを『私は謙虚に地味にやりますから〜』
みたいなやわらか頭で、自動防御シールドを自ら
ゴミ箱にポイするなんて、狂気の沙汰よッ!!」
闇工場長「結局、頑なにここでやると言われて
特定口座を開けたそうですが、中の人としては
もどかしくて目眩しかありませんよね(^_^;)」
黒崎「大体ねぇ、そもそも『損益通算』って何
か、今のお花畑な大人たちは分かってないの!
今、中学生の子たちが赤ちゃんだった頃の日本の
税制と合わせて、冷徹に解剖してあげるわッ!!」
🧱 【未来の投資家へ】そもそも「損益通算」?
損益通算(そんえきつうさん)を一言でいうと、「利益(プラス)」と「損失(マイナス)」をごちゃまぜにして、払いすぎた税金をチャラにする『最強の税金ディフェンス』のことです。投資の世界では、すべての取引で勝てるわけではありません。勝つこともあれば、負けることもあります。
⚖️ もし「損益通算」がなかったら?
あなたが2つの口座(A証券とB銀行)に分けて投資をしていたとします。
• A証券:投信が値上がり、50万円の利益が出た!
• B銀行:別の運用で失敗、50万円の損失が出た…
トータルで見ると、プラス50万 + マイナス50万 = 「あなたの手元は1円も増えていない(±0円)」。
しかし、もし損益通算という仕組みがなかったら、税金はお国からこう徴収されます。
「B銀行で損した50万円は知りません! でも、A証券で儲かった50万円にはガッツリ20%(約10万円)の税金を課税しますね!」手元のお金は増えていないのに、税金だけ10万円も取られてしまうのです。これっておかしくないですか?
🛡️ 「損益通算」という正義の味方
ここで登場するのが損益通算です。
「同じ年のプラスとマイナスは、合算して相殺していいよ」というルールです。
これを使えば、プラス50万とマイナス50万が相殺されて「今年の利益は0円」ということになり、天引きされていた税金10万円が丸々手元に戻ってきます(チャラになります)。これこそが、国が認めた正当な防衛シールドなのです。
⏳ 14年前(赤ちゃんだった頃)の日本の歴史
今の中学生が生まれた2012年頃、日本の投資界は「過渡期」でした。
1. 税金が今の半分(10%)だった!
当時は日本株の取引を盛り上げるために、税金が特別に10%に優遇されていました。現在の20%に比べると、非常にお花畑な天国時代だったのです。
2. 昔は「違う口座同士」の損益通算ができなかった
昔は、投資信託の損と、株の利益をごちゃまぜにして計算することがシステム上できませんでした。その後、法律が変わって「特定口座」という仕組みが進化し、「1つの金融機関にまとめておけば、金融機関が勝手に全資産のプラスマイナスを自動計算して損益通算してくれる」という、究極にタイパの良い時代になったのです。
🚨 「そこまでプラスを追っかけない」という勘違い
窓口に特攻するお客様は、「私は大儲け(プラス)を狙わないから、口座をあちこちに分けても関係ない」と言います。違います。
損益通算は、「大儲けするため」のものではなく、「損した時に、せめて税金だけでも余分に取られないように身を守るため」の防御技なのです。
未来のちびっこ投資家のみなさん。
口座をバラバラに分けるということは、この「自動防御シールド」を自らハサミでチョキチョキ切り裂いてドブに捨てるようなものです。プロが「1つにまとめなさい」と言うときは、あなたの財布を預かる愛のガバナンスが働いているのですよ。
闇工場長「……と、ここで別のリスナー、
ラジオネーム【子連れコヨーテ】さんからも、
このすれ違いコントに耐えかねてお怒りの電話が
入っています!」
子連れコヨーテ(電話口):「もしもし! ちょっと
そのお客、マジで何言ってんのかわかんない!
うちの中学生の子を赤ちゃんの時から小さい株主
にさせてるんですけどね、当時は【預貯金より
税金が安かった(軽減税率10%)】のと、【株主
優待には税金がかからない】からっていう徹底
した戦略があったからですよ。それなのに、今の
時代にわざわざ特定口座をバラバラに分けて
『余分に税金が掛かってもいい』だなんて。ちょ、
ホント何言ってんのかわかんない!」(ガチャ!)
黒崎「アハハハハーーーッ!!!
ちょっとコヨーテお父様、最高よォォーーッ!!!
完全に仕上がってるわ、その野生の本能!!
あんたたち、よーく聞きなさい! この【子連れ
コヨーテ】さんの執念の英才教育こそが、本物の
『守りの投資』よッ!今の中学生の子が赤ちゃん
だった2012年頃なんてね、銀行にお金を預けても
利息はゼロ、しかもそのハナクソみたいな利息に
すら20%課税されてたの。だったら、軽減税率で
税金が10%で済み、しかも実質非課税の『株主
優待』の果実を赤ちゃんの頃からノータイムで
味わい尽くす方が、よっぽど賢くお金を守れるに
決まってるじゃないのよォーッ!!
それを何? 窓口に特攻してきたそのやわらか頭な
お客様は、プロが『税金で損するからまとめな
さい』って命綱を投げてるのに、『税金掛かっても
いい〜』って……。
自分で自分の財布の底にハサミで穴を開けて、
お金をドブに放流しとるんかワレェーーッ!!」

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